マントル細胞リンパ腫のCAR-T療法、半数超で寛解維持
2020年4月18日
New England Journal of Medicine
再発または難治性マントル細胞リンパ腫患者74例を対象に、KTE-X19[抗CD19キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法]の有効性と安全性を第II相試験で検討(ZUMA-2試験)。71例でKTE-X19を製造し、68例に投与した。60例を主要有効性解析の対象とした。 主要有効性解析で、93%が客観的奏効(完全奏効と部分奏効を含む)、67%が完全奏効を得た。中央値12.3カ月(範囲7.0-32.3カ月)の追跡で、57%が寛解状態を維持していた。発生頻度の高いグレード3以上の有害事象は、血球減少症(94%)と感染症(32%)だった。 ...
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