ニボルマブ、小児・若年成人リンパ腫に抗腫瘍活性示す
2020年4月21日
The Lancet Oncology
再発または難治性の非中枢神経系(CNS)固形腫瘍またはリンパ腫の小児および若年成人患者85例を対象に、ニボルマブの安全性、薬物動態、抗腫瘍活性を非盲検単群第I/II相試験で検討した。 その結果、用量確認パート(1-18歳固形腫瘍13例登録、毒性評価可能例12例)で、ニボルマブ3mg/kgが小児対象の第II相試験推奨用量としての妥当性が確認された。第II相試験推奨用量を投与した拡大パート(1-30歳72例登録、毒性評価可能例63例)で、5例(7%)に用量制限毒性が見られた。リンパ腫患者が奏効を得たが(ホジキンリンパ腫10例中3例、非ホジキンリンパ腫10例中1例)、他の腫瘍では効果が見られなかった。 ...
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