1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. ストレス関連障害で神経変性疾患リスク上昇

ストレス関連障害で神経変性疾患リスク上昇

2020年4月21日  JAMA Neurology

新たにストレス関連障害の診断を受けた患者6万1748例を対象に、ストレス関連障害とその後の神経変性疾患の関連を検討。マッチドコホートデザインで一般集団(59万5335人)と比較し、さらに、ストレス関連障害患者4万4839例と同疾患のない完全同胞7万8482例を対象としたコホート解析を実施した。 マッチドコホート研究では、ストレス関連障害患者の神経変性疾患リスクが対照の一般集団よりも高かった(ハザード比1.57、95%CI 1.43-1.73)。血管性神経変性疾患リスク(同1.80、1.40-2.31)は、原発性神経変性疾患リスク(同1.31、1.15-1.48)よりも高かった。完全同胞と比較した解析の結果は、マッチドコホート研究の結果を裏付けるものだった。 ...