児の知的障害の遺伝的要因が親の精神的健康に影響

英国IMAGINE-ID研究に登録された知的障害を持つ小児の親888人を対象に、児の知的障害の遺伝的要因が親の精神的健康に及ぼす影響を検討した。 その結果、一般集団と比較すると、児の知的障害の遺伝的要因が親の精神的ストレス増加と関連を示した（Cohen's d＝0.546）。影響は、児の年齢、身体障害、自閉症的特性およびその他の問題行動から予測できた。このほか、遺伝子診断も親の健康への間接的な影響が見られた。とりわけコピー数多型（CNV）が大きな影響を及ぼしており、CNVの遺伝や地理的な貧困、家族構成では説明がつかなかった。。 ...