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イソフラボンと豆腐の摂取でCHDリスク低下

2020年4月23日  Circulation

看護師健康調査I、IIおよび医療従事者追跡調査に参加した心血管疾患およびがん既往のない男女計21万700人を対象に、大豆食品の摂取による冠動脈疾患(CHD)リスク抑制効果を検討した。482万6122人年の追跡で8359人がCHDを発症した。 プールされた多変量調整解析の結果、イソフラボン摂取はCHDと逆相関を示した(五分位両極比較でのハザード比0.87、95%CI 0.81-0.94、P=0.008)。豆腐の摂取とCHDリスクに逆相関が見られたが(1カ月あたり1皿未満群に対する週1皿以上群のハザード比0.82、0.70-0.95、P=0.005)、豆乳の摂取では見られなかった(同0.87、0.69-1.10、P=0.41)。女性での豆腐とCHDの良好な関連は、閉経前の若年女性およびホルモン非使用の閉経後女性での強い逆相関に主に起因していた(相互作用のP=0.002)。 ...