TVゲームと肥満の関連に不規則な就寝と加糖飲料が影響
2020年4月29日
JAMA Pediatrics
ミレニアムコホート研究(英国で2000年9月1日から2002年1月31日に出生した小児の全国代表標本)データの二次解析を実施し、幼児期のテレビゲーム使用とその後のBMI標準偏差(SD)スコアの長期的な関連、この関連を媒介するエネルギー・バランス関連行動(加糖飲料摂取、運動、スクリーンメディア使用時間、睡眠時間など)を検討。小児1万6376人(男児8393人、女児7983人)を対象とした。 その結果、5歳時のテレビゲーム使用時間1SD増加が14歳時のBMI SDスコア増加と関連を示した(β=0.018、95%CI 0.004-0.032)。この関連性は小さく、部分的に見られるのみで(直接的関連β=0.017、95%CI 0.003-0.031、間接的関連:β=0.0011、95%CI 0.0003-0.0019)、不規則な就寝時間と加糖飲料の高摂取がこの関連に影響を及ぼすことが示唆された。 ...
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