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無症候性アテローム性動脈硬化症の4割が3年で進行

2020年4月30日  Journal of the American College of Cardiology

PESA(早期無症候性アテローム性動脈硬化症の進行)研究に参加した3514例(45.7±4.2歳、男性63%)を対象に、短期間(3年)の進行および心血管リスクとの関連を検討。ベースラインと2.8年後に2次元血管超音波検査(2DVUS)、3次元血管超音波検査(3DVUS)、冠動脈石灰化スコア(CACS)を実施し、アテローム性動脈硬化を評価した。 3年後、参加者の41.5%にアテローム性動脈硬化症の進行が検出された(2DVUSで26.4%、3DVUSで21.3%、CACSで11.5%)。アテローム性動脈硬化症の進行が心血管リスクと相関が見られ、低リスク者の36.5%で進行を認めた。 ...