米国の救急科で非弁膜症性心房細動(NVAF)の診断を受けた患者を対象に、集学的チームによるケアと通常のケアで、ガイドラインに基づく経口抗凝固療法の遵守状況を前向きコホート研究で比較した。 その結果、通常ケア群(99例)では、脳卒中リスク中-高(CHA2DS2-VAScスコア2以上)の患者の62.3%が退院時にガイドラインに基づく経口抗凝固療法を受けて退院したのに対し、集学的ケア群(131例)では87.8%が受けて退院していた。集学的ケアによってガイドラインに基づく経口抗凝固療法で退院する患者の割合が25.5%改善した(P<0.001、95%CI 0.14-0.37)。...
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