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オリーブオイル摂取で心血管リスク低下、米調査

2020年5月6日  専門誌ピックアップ

米国の看護師健康調査(Nurses’ Health Study)の女性6万1181例および医療従事者追跡調査(Health Professionals Follow-up Study)の男性3万1797例のデータを用いて、オリーブオイル摂取と全心血管疾患(CVD)、冠動脈性心疾患(CHD)および脳卒中リスクとの関連を検討。食事摂取頻度調査票を用いて、ベースラインとその後4年ごとに食事を評価した。 追跡期間24年の間に、CHD 6034件、脳卒中3802件の発症が記録された。主な食事および生活要因調整後、オリーブオイル非摂取者と比べ摂取量が多い参加者(1日当たり大さじ0.5杯超または7g超)はCVDリスクが14%低く(統合ハザード比0.86、95%CI 0.79-0.94)、CHDリスクが18%低かった(同0.82、0.73-0.91)。マーガリン、バター、マヨネーズ、乳脂肪1日当たり5gのオリーブオイルへの置き換えによって、全CVDおよびCHDリスクが5-7%低下した。 ...