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思春期側弯症のVBT、治療成功率7割超

2020年5月8日  The Journal of Bone & Joint Surgery

思春期側弯症の患者29例を対象に、前方椎体テザリング(VBT)の有効性を術後2-5年の治療成績の後ろ向きレビューで検討。骨成熟を確認した患者のカーブ30度以下の達成を治療成功と定義した。 処置時の患者の平均年齢は12.7歳(範囲10.2-16.7歳)で、骨成熟度はRisser grade 0または1が52%、Sanders stage 3が32%だった。最新の追跡調査では、27例に骨成熟(Sanders stage 7以上)を認め、20例がカーブ30度以下だったことから、成功率は74%だった。2例が脊椎後方固定術を受け、4例がテザリング修正となり、全体的な修正率は21%(29例中6例)となった。 ...