中国成人の糖尿病有病率はADA基準で12.8％

2015-17年の中国大陸31省・直轄市・自治区の代表サンプル（18歳以上の成人7万5880人）データを用いて、糖尿病の有病率を横断研究で検討した。 その結果、2018年の米国糖尿病学会（ADA）基準に基づく全糖尿病（自己報告の糖尿病4464例と新規診断された糖尿病5308例を合わせた9772例）の加重有病率は12.8％だった。有病率は50歳以上と男性で高かった。地域別では貴州の6.2％から内モンゴルの19.9％まで幅があり、民族別では漢族が最も高く（12.8％）、回族が最も低かった（6.3％）。世界保健機関（WHO）基準に基づく全糖尿病加重有病率は8385例の11.2％だった。 ...