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顔面骨折のNBA選手、復帰後もパフォーマンス低下せず

2020年5月19日  The Laryngoscope

1984-2018年に顔面骨折した53人の全米バスケットボール協会(NBA)選手のデータを対象に、疫学的情報および顔面骨折が選手のパフォーマンスと復帰にもたらす影響を後ろ向き症例対照シリーズで検討。年齢、BMI、ポジション、NBA経験、選手の効率性指標でマッチさせた対照群と比較した。 顔面骨折時の平均年齢は26.17歳、BMI 24.80kg/m2、NBA経験年数は4.97年だった。選手は平均3.77試合、18.21日間を休場したが、負傷前後のシーズンでパフォーマンスに有意な差はなかった。手術を受けた選手は、手術以外の方法で治療を受けた選手と比べ有意に多くの試合(8.15 vs. 1.85試合、P=0.034)および日数(51.08 vs. 5.53日、P=0.003)を休んだが、パフォーマンスに影響はなかった。 ...