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メトホルミンとSU薬の乳酸アシドーシス入院リスクは同等

2020年5月20日  Diabetes Care

メトホルミンまたはスルホニル尿素(SU)薬の治療を開始した腎機能低下が認められる糖尿病患者4万9204例[年齢中央値70歳、推算糸球体濾過量(eGFR)中央値55.8 mL/min/1.73m2]の重み付けコホートを用いて、乳酸アシドーシスによる入院リスクを比較した。 1000人年当たりの乳酸アシドーシスによる入院は、メトホルミン群4.18(95%CI 3.63-4.81)、SU薬群3.69(3.19-4.27)だった(調整ハザード比1.21、95%CI 0.99-1.50)。退院時の診断名で判断した乳酸アシドーシスによる入院(同1.11、0.87-1.44)と検査で確定した乳酸アシドーシスによる入院(同1.25、0.92-1.70)でも結果が一致していた。 ...