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HPV関連中咽頭がんの予後予測にリンパ節転移比率が有用

2020年5月22日  The Laryngoscope

経口的ロボット支援手術を施行したヒトパピローマウイルス関連中咽頭扁平上皮がん(OPSCC)の連続169症例を対象に、生存と再発に対する予後因子としてのリンパ節転移比率(LNR)の有用性を後ろ向きコホート研究で評価。LNRカットオフ値の決定には最小P値アプローチを使用した。 多変量Cox回帰モデルで、LNRの1%増加が調整ハザード比1.04(CI 1.02-1.07)に相当することが示された。18以上の適切なリンパ節収量に調整すると、LNRがさらに顕著になった(ハザード比5.05、95%CI 1.38-18.47)。最小P値によるLNRのカットオフ値17%以上で、無病生存期間のハザード比4.34(95%CI 1.24-15.2)が示された。 ...