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COPD退院後90日以内の呼吸リハビリ開始で1年死亡率減

2020年5月25日  Journal of the American Medical Association

2014年に慢性閉塞性肺疾患(COPD)で入院した出来高払い方式のメディケア受給者19万7376例の請求データを用いて、退院後90日以内の呼吸リハビリテーション開始と1年生存率の関連を後ろ向き発端コホート研究で検討。2721例(1.5%)が退院後90日以内に呼吸リハビリを開始した。 その結果、全体で3万8302例(19.4%)が退院後1年以内に死亡し、死亡率は呼吸リハビリを退院後90日以内に開始した患者で7.3%、退院後90日以降に開始した患者と呼吸リハビリを実施しなかった患者で19.6%だった。退院後90日以内の呼吸リハビリ開始は1年間の死亡リスク低下と有意に関連した(絶対リスク差-6.7%、95%CI -7.9--5.6、ハザード比0.63、0.57-0.69、P<0.001)。 ...