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尿道吊り上げ術後の再介入率6%、追跡期間が長い調査で高い

2020年5月26日  The Journal of Urology

前立腺インプラント埋め込み尿道吊り上げ術(PUL)の1年以上の追跡データがある試験11件(患者計2016例)を対象に、術後の外科的再介入率を系統的レビューとメタ解析で検討。外科的再介入の年率推定をランダム効果メタ解析、堅牢性をone study removed法、不均一性をサブグループ分析で評価した。 術後に外科的再介入153件を実施し、内訳は経尿道的前立腺切除またはレーザー治療(51.0%)、再PUL(32.7%)、デバイスの抜去(19.6%)だった。外科的再介入率は6.0%/年(95%CI 3.0%-8.9%)となり、one study removed法の評価で、いずれの試験からも大きな影響はないことが示された。一方で、外科的再介入率は患者の平均追跡調査期間から大きな影響を受けており、平均追跡調査期間が1年以下の試験で4.3%、1年超-3年で10.7%、3年超で5.8%となった(P=0.04)。 ...