ホジキンリンパ腫1次治療にニボルマブ+AVDが高寛解率
予後不良の危険因子を有する早期古典的ホジキンリンパ腫(cHL)患者109例を対象に、ニボルマブを基本とした2通りの実験的1次治療――▽ニボルマブ+AVD(ドキソルビシン、ビンブラスチン、ダカルバジン)4サイクル(同時併用群)、▽ニボルマブ単剤4サイクル、ニボルマブ+AVDを2サイクル、AVDを2サイクル(逐次併用群)――の有効性を非盲検第II相無作為化試験で検討した(NIVAHL試験)。 その結果、完全寛解率は、中間時点で同時併用群54例中47例(87%)、逐次併用群(ニボルマブ単剤投与)51例中26例(51%)、治療終了後で同時併用群51例中46例(90%、95%CI 79-97)、逐次併用群50例中47例(94%、95%CI 84-99)だった。12カ月無増悪生存率は同時併用群100%、逐次併用群98%(95%CI 95-100)だった。 ...
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