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細菌性膣症の再発予防にLactin-Vが有効

2020年5月28日  New England Journal of Medicine

メトロニダゾール腟用ゲルによる治療を完了した細菌性膣症患者(18-45歳)を対象に、Lactobacillus crispatus CTV-05(Lactin-V)11週間膣内投与の再発予防効果を無作為化二重盲検プラセボ対照第IIb相試験で検討。対象患者をLactin-V群152例、プラセボ群76例に割り付け、このうち88%と84%で主要評価項目を評価した。 その結果、intention-to-treat集団で、主要評価項目に規定した12週までの細菌性膣症再発率はLactin-V群30%、プラセボ群45%(欠測値の多重代入後のリスク比0.66、95%CI 0.44-0.87、P=0.01)だった。追跡調査した24週までの再発リスク比は0.73(95% CI 0.54-0.92)だった。24週までの治療関連有害事象発生率、局所性または全身性有害事象発生率に群間差はなかった。 ...