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スタチン使用歴や脂質異常症あるとドライアイ診断リスク増加

2020年6月1日  専門誌ピックアップ

ノースカロライナ大学付属の眼科クリニックに10年間通院している患者3万9336例を対象に、ドライアイとスタチン使用および脂質異常症既往の関連を後ろ向き症例対照研究で検討した。 その結果、患者の8.6%がドライアイの診断を受けた。スタチン使用率は低強度レジメン1.9%、中強度レジメン6.8%、高強度レジメン2.6%で、各レジメンのドライアイ診断オッズは1.39 、1.47、1.46だった。脂質パネル検査で200超の総コレステロールを認めた患者の割合は11.6%、40未満の高比重リポ蛋白は5.3%、130超の低比重リポ蛋白は7.0%、150超のトリグリセリドは7.3%で、ドライアイ診断オッズはそれぞれ1.66、1.45、1.55、1.43だった。 ...