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閉塞性睡眠時無呼吸で聴覚障害オッズ21%上昇

2020年6月9日  専門誌ピックアップ

2008-12年に予防医療センターを受診した50-75歳の男女6797例(男性63.5%)を対象に、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)と聴覚障害の関連を縦断的観察研究で検討した(Paris Prospective Study 3)。聴覚障害は良聴耳での平均聴力レベル(PTA)25dBHL超と定義した。 ベルリン質問票で推定したOSAの有病率は18.6%、聴覚障害有病率は13.9%だった。多変量ロジステック回帰モデルで解析した結果、OSAに聴覚障害オッズの1.21倍増加(95%CI 1.01-1.44)との有意な関連が見られ、複数の感度解析でもこの結果は支持された。 ...