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10代のEVALI患者で非公式製品の使用多い

2020年6月10日  JAMA Pediatrics

2019年に米国疾病対策予防センター(CDC)に報告された電子たばこ使用による肺損傷(EVALI)患者の特徴を横断研究で比較。患者の内訳は10代(13-17歳、360例)および成人(18-24歳の若年成人859例、25-49歳の成人936例)だった。 その結果、青年患者は非公式に入手したニコチン含有製品の使用率が高く(10代50.5% vs. 若年成人19.8%、調整後有病率比2.49、95%CI 1.78-3.46、vs. 成人24.3%、同2.06、1.49-2.84)、テトラヒドロカンナビノール(THC)含有製品の使用率も高かった(10代96.5% vs. 若年成人86.9%、同1.11、1.05-1.18、vs. 成人75.1%、同1.29、1.19-1.40)。10代患者は成人患者よりも注意欠陥多動性障害既往歴(18.1% vs. 4.9%、同3.74、1.92-7.26)、喘息既往歴(43.6% vs. 28.3%、同1.53、1.14-2.05)、胃腸症状(90.9% vs. 75.3%、同1.20、1.13-1.28)と全身症状(97.3% vs. 94.5%、同1....