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ADM関連ILDの生存予測FLAIRモデルを開発

2020年6月17日  Chest

筋無症候性皮膚筋炎(ADM)に関連した間質性肺疾患(ILD)患者207例を対象に、高リスク患者の特定および転帰を予測するリスクスコアモデルを開発。多変数コックス比例ハザードモデルで特定した独立の予後危険因子でスコアモデルを開発、ブライアスコアでモデルの識別能とキャリブレーションを実施した。その後、独立した患者グループで検証を行った。 予後危険因子をフェリチン(636ng/mL未満0点、636ng/mL以上2点)、乳酸脱水素酵素(355U/L未満0点355U/L以上2点)、抗メラノーマ分化関連遺伝子5抗体(陰性0点、+2点、++3点、+++4点)、高解像度CTスコア(133未満0点、133以上3点)、急速進行性(RP)ILD(非RPILD 0点、RPILD 2点)とするリスクスコアモデルFLAIRを開発した。探索と検証の両コホートで、高リスク患者は低ないし中リスク患者よりも死亡率が有意に高かった(P<0.001)。 ...