HER2陽性食道胃がんに化学療法+TBZ+Pemが有望
2020年6月23日
The Lancet Oncology
未治療HER2陽性転移性食道胃(胃、食道、胃食道接合部含む)がん患者37例を対象に、化学療法+トラスツズマブ(TZB)とペムブロリズマブ(Pem)併用療法の効果を非盲検非無作為化単群第II相試験で検討した。 その結果、37例中26例(70%)が6カ月無増悪生存を達成した。最も頻度の高い治療関連の有害事象(全グレード)は、ニューロパチーだった(37例中36例、97%)。2例に重篤な有害事象が発生した(2例ともグレード3の腎炎で治療中止に至った)。免疫関連の有害事象のため、4例がペムブロリズマブ投与中止に至った。治療関連の死亡はなかった。 ...
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