新型コロナ感染妊婦の転帰は概ね良好 英
2020年6月25日
British Medical Journal
英国でUK Obstetric Surveillance System(UKOSS)のデータを用いて、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染し入院した妊娠女性とその出生児の感染関連因子と転帰を検討。2020年3月1日から4月14日の間に入院した427例を対象とした。 妊婦1000人当たりのSARS-CoV-2による入院推定発生率は4.9(95%CI 4.5-5.4)だった。対象患者のうち281例(69%)が過体重または肥満、175例(41%)が35歳以上で、145例(34%)に基礎疾患があった。266例(62%)が出産または妊娠喪失し、そのうち196例(73%)は正期産だった。41例(5%)が呼吸補助を要し、5例(1%)が死亡した。新生児265例のうち12例(5%)が検査でSARS-CoV-2 RNA陽性で、そのうち6例が出生後12時間以内に陽性が確定した。 ...
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