コルチコステロイド点鼻薬への反応が不十分な鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(CRSwNP)患者を対象に、オマリズマブの安全性および有効性を無作為化第III相試験2件で検討した(POLYP 1試験の138例、POLYP 2試験の127例)。 その結果、ベースラインからの24週時の鼻茸スコア(NPS)、鼻閉重症度スコア(NCS)および鼻閉重症度スコア(NCS)の平均変化量は、いずれもオラパリブ群で有意に改善した(▽NPS=POLYP 1試験でオラパリブ群-1.08 vs. プラセボ群0.06、P<0.0001、POLYP 2試験 -0.90 vs. -0.31、P=0.0140、▽NCS=POLYP 1試験 -0.89 vs. -0.35、P=0.0004、POLYP 2試験 -0.70 vs. -0.20(P=0.0017)、▽SNOT-22=POLYP 1試験 -24.7 vs. -8.6、P<0.0001、POLYP 2試験 -21.6 vs. -6.6、P<0.0001)。有害事象発生率は、両群同等だった。 ...
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