COVID-19流行8都市に見られる共通気象パターン
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大と気候の関連をコホート研究で検討。COVID-19の流行拡大が見られた8都市(中国・武漢、日本・東京、韓国・大邱、イラン・コム、イタリア・ミラノ、フランス・パリ、米シアトル、スペイン・マドリード)と地域内拡大の影響が小さかった42都市で気候データを比較した。データは、2020年1月から3月10日に収集した。3月10日時点で10例以上の死亡を確認した都市を、COVID-19流行拡大都市と定義した。 市中感染拡大が見られた8都市は、北緯30-50度の狭い範囲に分布していた。気象パターンもほぼ同じで、平均気温が5-11℃、低比湿(3-6g/kg)で容積絶対湿度(4-7g/m3)も低かった。 ...
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