新型コロナウイルス感染症(COVID-19)封じ込めのための大規模隔離措置による社会的隔離や孤独感が健常な小児および青年の精神状態に及ぼす影響を迅速系統的レビューで検討。対象とした研究63件(対象計5万1576人)のうち、61件が観察研究(縦断研究18件、横断研究43件、1件は大流行後の後ろ向き研究)、2件が介入を評価したものだった。 その結果、社会的隔離および孤独感によってうつ病リスクが上昇し、孤独感を評価した時点および評価0.25-9年後の不安のリスクが上昇する可能性も認められた。孤独感の強度よりも、孤独感の持続期間に精神症状との強い相関が見られた。 ...
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