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若年1型糖尿病の血糖コントロールに持続血糖測定が有用

2020年6月29日  Journal of the American Medical Association

ヘモグロビンA1c(HbAlc)値7.5-10.9%の14-24歳の1型糖尿病153例を対象に、持続血糖測定(CGM)による血糖コントロール改善効果を無作為化試験で検討。主要評価項目は、HbA1c値のベースラインから26週までの変化量とした。 その結果、CGM群の平均HbA1c値は、ベースライン8.9%、26週時8.5%、モニタリングのために血糖測定器を用いた通常ケア群の平均HbA1c値は、ベースラインと26週時ともに8.9%だった(調整後群間差-0.37%、95%CI -0.66--0.08、P=0.01)。特に頻度の高い有害事象は重症低血糖(CGM群3例、通常ケア群2例)、高血糖/ケトーシス(1例、4例)、糖尿病性ケトアシドーシス(3例、1例)だった。 ...