舌下免疫療法の効果、特異的IgEの早期反応で予測
2020年7月5日
The Laryngoscope
アレルギー鼻炎患者61例を対象に、イエダニに対する舌下免疫療法(SLIT)のベースラインおよび治療初期に見られる効果予測因子を後ろ向きコホート研究で検討した。治療3年時で43例(70.5%)が治療に満足していた。 その結果、満足群と非満足群で、ベースラインの免疫学的パラメータに有意差は見られなかった。SLITの初期反応期間中のヤケヒョウヒダニ(Dp)およびコナヒョウダニ(Df)特異的IgE値の変化量が、満足群よりも非満足群で有意に高かった(P=0.006、0.045)。 ...
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