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妊娠中の肥満で妊娠高血圧症候群リスク増加

2020年7月6日  専門誌ピックアップ

米国で単胎妊娠24-41週に生児出産した女性1400万例を対象に、出産時の母親のBMIと妊娠高血圧症候群発症リスクの関連を集団ベース後ろ向きコホート研究で検討。妊娠高血圧症候群の発症率は5.9%だった。 多変量ポアソン回帰解析の結果、妊娠34週未満で発症する早発型妊娠高血圧症候群のリスクは母親の非肥満群に比べクラス1肥満群(調整後相対リスク1.13、95%CI 1.10-1.16)、クラス2肥満群(同1.57、1.53-1.62)、クラス3肥満群(同2.18、2.12-2.24)で有意に高かった。遅発型妊娠高血圧症候群リスクも非肥満群に比べクラス1肥満群(同1.71、1.70-1.73)、クラス2肥満群(同2.60、2.58-2.62)、クラス3肥満群(同3.93、3.91-3.96)で有意に高かった。 ...