1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 改良RALPで機能回復までの期間が短縮

改良RALPで機能回復までの期間が短縮

2020年7月15日  European Urology

尖部処理および前立腺筋膜温存度を改良したロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術(RALP)の早期機能転帰改善効果を後ろ向き研究で検討。傾向スコアでマッチさせた改良RALP法施行患者(104例)と従来法施行患者を比較した。 改良RALP群は、従来法群よりも尿禁制回復までの期間(平均値46日vs. 76日)、勃起能力回復までの期間(平均値74日vs. 118日)ともに早かった(いずれもP<0.05)。術後6カ月間のどの評価時点でも、機能回復率は改良法群の方が有意に高かった。多変量解析で、年齢、ベースラインの機能状態、術式、リンパ節郭清が早期機能回復の有意な予測因子として特定された。 ...