HFrEFに圧反射活性化療法でQOLや機能が改善
2020年7月17日
Journal of the American College of Cardiology
NT-proBNP値1600pg/mL未満で左室駆出率が低下した心不全(HFrEF)患者245例を対象に、圧反射活性化療法(BAT)の有効性および安全性を前向き無作為化試験で検証した(BeAT-HF試験)。 その結果、BAT(BAT+内科的治療)群で対照群(内科的治療単独)に比べ6カ月時のミネソタ心不全質問票QOLスコア(ベースラインからの変化量の群間差-14.1、95%CI -19--9、P<0.001)、6分間歩行距離(同60m、40m-80m、P<0.001)、NT-proBNP(同-25%、-38%--9%、P=0.004)が有意に改善した。主要有害神経系・心血管系・手技関連イベント(MANCE)がなかった患者の割合は97%(P<0.001)だった。 ...
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