欧州8カ国でピーナツアレルギー(PA)患者を対象に、患者の臨床的特徴やPA診療の実態をオンライン調査で検討(APPEAL-1試験)。質問票回答数は1846件で、528件がPAがある成人からの自己回答、437件がPAがある小児(0-3歳34人、4-12歳287人、13-17歳116人)の代理人、881件がPAがある小児の親または介護者による回答だった。 その結果、PAがある人(965例)の95%が医療従事者の診断を受けたと回答した。50%にアレルギー性鼻炎、42%に喘息、79%に他の食物アレルギーがあった。最も重症度の高いアレルギー反応の後に医療従事者の助言や支援を受けたのはわずか31%で、28%にはアドレナリン自己注射を処方されていなかった。結果に国別の差はなかったが、年齢層による差があった。 ...
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