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果物と野菜の摂取量多いほど2型糖尿病リスク減

2020年7月22日  British Medical Journal

欧州8カ国のEPIC試験コホート(34万234例)に登録された2型糖尿病患者9754例とサブコホート1万3662例を対象に、ビタミンCとカロテノイドの血漿中濃度(果物と野菜の摂取量の指標)と2型糖尿病リスクの関連をEPIC-InterAct症例コホート研究で検討した。 その結果、多変量調整モデルで、ビタミンC濃度(1標準偏差増加当たりのハザード比0.82、95%CI 0.76-0.89)および総カロテノイド濃度(同0.75、0.68-0.82)が高いほど糖尿病発症リスクが低かった。ビタミンCと個々のカロテノイドの複合バイオマーカースコアは糖尿病発症リスクと逆相関を示し、スコアの低い順に5等分した第1群(最低群)に対する第2-5群のハザード比は0.77、0.66、0.59、0.50だった。 ...