アフリベルセプト投与で黄斑血管密度に変化見られず

糖尿病黄斑浮腫がない増殖性糖尿病網膜症（PDR）患者32例32眼を対象に、アフリベルセプト硝子体内投与と光干渉断層血管撮影（OCTA）画像で測定した黄斑血管密度変化の関連をRECOVERY試験の事後解析で検証した。 その結果、走査画像全体での表在血管複合体（superficial vascular complex）の平均血管密度はベースライン42.28％、12カ月間時39.64％（P＝0.69）、深部血管複合体では48.42％、45.69％（P＝0.40）、脈絡毛細管板では64.42％、62.55％だった（P＝0.16）。アフリベルセプトの月1回投与と年4回投与で12カ月時の血管密度パラメータに差は見られなかった。 ...