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近視性黄斑変性の危険因子を特定、久山町研究

2020年7月29日  JAMA Ophthalmology

久山町研究の追跡調査データを用いて近視性黄斑変性の発症率および危険因子を集団ベース前向きコホート研究で検討。2012年(ベースライン)の眼検査で近視性黄斑変性を認めず、2017年の経過観察時に再度眼検査を実施した40歳以上の久山町居住者2164人を対象とした。 その結果、24人に近視性黄斑変性が認められた。5年累積発症率は全体で1.1%、男性1.4%、女性0.9%だった。多変量ロジステック回帰解析の結果、高齢(1歳増加当たりのオッズ比1.06、95%CI 1.01-1.11)および眼軸長の高値(1mm増加当たりのオッズ比2.94、2.19-3.95)が、近視性黄斑変性発症と関連を示した。 ...