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日本の人口、2100年までに「50%以上減」と予測

2020年7月29日  Lancet

国際疾病負荷研究(GBD:Global Burden of Disease Study)2017の推定を基に、2017年から2100年までの195の国と地域の出生率、死亡率、人口の推移を推計した。 その結果、参考シナリオでは、2100年の世界の合計特殊出生率(TFR)は1.66と推定された。このほか、世界人口は2064年の97億3000万人をピークに減少に転じ、2100年には87億9000万人になると予測された。2050年までに151カ国、2100年までに183カ国でTFRが人口置換水準を下回り(TFR 2.1未満)、日本やタイ、スペインなどの23カ国では2017-2100年の間に人口が50%以上減少する見通しとなった。代替シナリオから、女性の教育と避妊薬へのアクセス改善に関する国連の持続可能な開発目標が達成されると、2100年の世界人口は62億9000万人になると予測された。 ...