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銃の購入年齢引き上げで若者の自殺減 米

2020年8月5日  British Medical Journal

米46州で、銃購入できる最低年齢(18歳または21歳)と青年の自殺率の関連を検討。回帰不連続分析(2001-17年、13-20歳の若者5億5446万1961人が対象)と差分の差分分析(2002-14年、18-20歳の若者1億6893万4041人が対象)を用いた。 回帰不連続分析で、銃の購入年齢を18歳以上とする州の政策が21歳以上とする州の政策に比べて、18-20歳の若者の自殺率増加(2001-17年の各州の超過自殺者数344人に相当)と関連を示した。差分の差分分析で、銃の購入年齢を21歳以上とする州の政策が、18-20歳の若者10万人当たりの自殺者数1.91人減少(95%CI -3.13--0.70、並べ替え検定の調整P=0.025)および若者10万人当たりの銃器関連の自殺者数1.83人減少(同-2.66--1.00、P=0.002)と関連を示した。 ...