新型コロナ重症化と肥満の関連、高齢者では認めず
2020年8月8日
Annals of Internal Medicine
米ニューヨーク市で、重症SARSコロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染による入院患者2466例を対象に、肥満と挿管・死亡の関連を後ろ向きコホート研究で検討した。 入院期間中央値7日の挿管率は22%、死亡率は25%、入院継続率は2%だった。過体重患者群に比べると、肥満患者群の主要複合評価項目(挿管または死亡)リスクが高く、3度肥満患者群で最も高かった(ハザード比1.6、95%CI 1.1-2.1)。この関連は主に65歳未満の患者群で確認され、高齢患者では関連がなかった(年齢別の相互作用のP=0.042)。 ...
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