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米成人の睡眠障害率7.1%、死亡リスク増加と関連

2020年8月10日  The Laryngoscope

米国で2009-10年の国民健康栄養調査(NHANES)と2015年の国民死亡記録(NDI)のデータを基に、成人(平均年齢46.1歳)の睡眠障害の有病率と全死因死亡との関連性を横断解析で検討した。 その結果、睡眠障害の診断を受けたことを報告した成人の割合は7.1%(推定1590万例)だった。推定死亡率は、睡眠障害保有者で9.3%だったのに対し、非保有者では5.2%だった(オッズ比1.89、P≦0.001)。年齢、性別、BMI、併存疾患(冠動脈疾患、脳卒中および肺気腫)で調整後も、睡眠障害は死亡率増加の有意な予測因子だった(ハザード比1.5、P=0.042)。 ...