1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 前立腺がんの予後不良因子にIDC-P

前立腺がんの予後不良因子にIDC-P

2020年8月11日  The Journal of Urology

前立腺がんの予後とintraductal carcinoma of the prostate(IDC-P)の関連を系統的レビューとメタ解析(対象31試験、患者計17万9721例)で検討。評価項目は、生化学的無再発生存率(BRFS)、がん特異的生存率(CSS)、全生存率(OS)とした。 その結果、限局性前立腺がんでIDC-Pがあると生化学的無再発生存率(プールしたハザード比2.09、95%CI 1.75-2.50)およびがん特異的生存率(同2.93、2.25-3.81)が低下した。IDC-Pがある進行性前立腺がん患者はIDC-Pがない患者りょりもOSが低かった(同1.75、1.43-2.14)。標本種類別のサブグループ解析で、IDC-Pが生検標本と前立腺切除標本いずれもで有意な負の予後因子だということが示された。 ...