学校給食プログラムで子どもの昼食が改善 米
2020年8月11日 Journal of the American Medical Association
米国で2012年に導入された「Healthy, Hunger-Free Kids Act of 2010」（健康で飢餓のない子供法）による全米学校給食プログラム（NSLP）が参加する児童・生徒の昼食の質にもたらす効果を検討。2007-16年の米国国民健康栄養調査（NHANES）の5-18歳の6389人のデータを調査対象とした。 その結果、法施行前（2007-10年）と施行後（2013-16年）の健康食指数（HEI）2010の調整後平均スコアは、低所得のNSLP加入者42.7、54.6、非加入者34.8、34.1（差分の差分12.6、95％CI 8.9-16.3）、低中所得のNSLP加入者40.4、54.8、非加入者34.2、36.1（同12.4、4.9-19.9）、中高所得のNSLP加入者42.7、55.5、非加入者38.9、43.6（同8.1、4.2-12.0）だった。 ...