吻合術を伴う待機的大腸切除術施行患者833例を対象に、既発表論文で示されたC反応性蛋白(CRP)値の変化による吻合部漏出予測能の外的妥当性を前向き観察研究で検討(PREDICT試験)。CRP値は術前および術後5日間(または退院日まで)測定した。 その結果、介入を要する吻合部漏出発生率は4.9%だった。術後2回の測定でCRP値の変化量が50mg/Lを超えた場合の漏出検出感度は0.85、陰性的中率は0.99だった。術後3日時と4日時または4日時と5日時の間のCRP値変化量50mg/L超による介入を要する漏出検出の特異度は0.96-0.97、陽性的中率は4.99-6.44だった。 ...
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