心筋梗塞後にNSAID併用で心血管・出血リスク増
2020年8月14日
Journal of the American College of Cardiology
初めて心筋梗塞(MI)の診断を受けた患者10万8232例を対象に、抗血栓薬と非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)併用による心血管イベントと出血性イベントリスクをコホート研究で検討した。 その結果、NSAID非併用と比べると、NSAID併用は、、心血管イベント(ハザード比6.96、95%CI 6.24-6.77、P<0.001)および出血性イベント(同4.08、3.51-4.73、P<0.001)リスクが有意に高かった。NSAIDサブタイプ別の心血管イベントと出血性イベントリスクは、セレコキシブ(同4.65、3.17-6.82、P<0.001、3.44、2.20-5.39、P<0.001)とメロキシカム(同3.03、1.68-5.47、P<0.001、2.80、1.40-5.60、P<0.001)が最も低かった。 ...
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