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FreeStyleリブレで血糖コントロールが有意に改善

2020年8月14日  Diabetes Care

英国の病院102施設から収集したフラッシュグルコースモニタリングシステムFreeStyleリブレを使用している患者1万370例のデータを基に、FreeStyleリブレの血糖コントロール、低血糖改善効果を検討した。追跡期間は7.5カ月だった。 その結果、FreeStyleリブレ使用者のHbA1c値はベースラインの67.5mmol/mol(8.3%)から7.5カ月時には62.3mmol/mol(7.8%)に低下した(P<0.0001)。初回のHbA1c値が69.5mmol/mol(8.5%)以上の患者で低下量が大きく、85.5mmol/mol(10%)から73.1mmol/mol(8.8%)に低下した(P<0.0001)。Goldスコアは2.7から2.4点に低下した(P<0.0001)。ベースラインのスコアが4点以上だった患者の53%が追跡時に4点未満を達成した。FreeStyleリブレ使用によって、糖尿病による苦痛が低下し(P<0.0001)、低血糖および高血糖または糖尿病性ケトアシドーシスによる救急要請および入院も有意に低下した。 ...