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COVID-19流行下の緑内障患者トリアージツールを開発

2020年8月15日  JAMA Ophthalmology

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)大流行下の受診延期による緑内障進行リスクと受診によるCOVID-19感染リスクをスコア化する新規アルゴリズムの精度を横断研究で検証。Sight Outcomes Research Collaborative(SOURCE)眼科電子医療記録データレポジトリに登録された眼科受診予約日が近い緑内障患者1034例を対象にした その結果、平均緑内障重症度および進行リスクスコアは4.0、平均COVID-19罹患スコアは27.2、平均総スコアは31.2だった。COVID-19による診療制限期間中の受診予約延期および予約日再調整の発生率は、総スコア閾値0で93.8%、25で64.6%、50で26.6%だった。アルゴリズムで算出した総スコアは、診療制限緩和後の受診者急増期間中の予約日を再調整する優先順位決定にも役立った。 ...