受動喫煙曝露と小児喘息の関連を系統的レビューおよびメタ解析で検討。横断研究42件、コホート研究41件、症例対照研究10件を対象とした。 その結果、受動喫煙曝露と医師の診断による喘息(オッズ比1.24、95%CI 1.20-1.28)、喘鳴(同1.27、1.23-1.32)および喘息様症候群(同1.34、1.34-1.64)に有意な正の関連が見られた。この評価項目のファンネルプロットは右方向の非対称性を示し、この研究は疾患とたばこ煙曝露の正の相関を概ね支持することが示唆された。サブグループ解析で、若年小児に喘息、高年小児(思春期)に喘鳴の罹患率が高い傾向が見られた。 ...
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