双胎貧血多血症、供血児の周産期死亡率2割超
2020年8月19日
American Journal of Obstetrics and Gynecology
双胎貧血多血症(TAPS)国際レジストリに登録された患者249例のデータを用いて、自然発症した双胎貧血多血症の診断、管理および転帰を調査。主要評価項目は、周産期死亡および重度の新生児罹病とした。 219例(88%)が出生前、30例(12%)が出生後にTAPSの診断を受けた。出生前の管理に、レーザー手術(39%)、待機的管理(23%)、分娩(16%)、(部分交換輸血による)子宮内輸血(12%)、選択的中絶(8%)、妊娠中絶(1%)があった。周産期死亡率は、全体で15%、供血児で22%、受血児で7%だった(P<0.001)。重度新生児罹病率は33%で、供血児で32%、受血児で33%だった(P=0.628)。 ...
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