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急性呼吸器不全の高強度機械換気、短時間でも死亡率増

2020年8月20日  専門誌ピックアップ

ICUで4時間以上の侵襲的機械換気を実施した18歳以上の急性呼吸器不全患者1万3408例を対象に、機械換気の強度とICU死亡率の関連を前向きコホート研究で検証した。 多重代入法を用いた二次解析の結果、ICU死亡率は18.0%だった。年齢や疾患重症度などのベースラインの患者背景で調整後、死亡ハザードが有意な増加すると、1日当たりの駆動圧(ハザード比1.064、95%確信区間1.057-1.071)や機械力(同1.060、1.053-1.066)が増加することが明らかになった。この関連は機械換気の実施期間中、一貫して見られた。 ...