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外耳道扁平上皮がん、TPF化学放射線療法後の転帰良好

2020年8月22日  The Laryngoscope

日本国内の医療機関17施設のT3またはT4進行外耳道扁平上皮がん患者181例の医療記録を基に、根治的化学放射線療法の有効性を多施設共同後ろ向き研究で検討した。 その結果、化学放射線療法を実施した患者(74例)の5年生存率は54.6%だった。このうち、改良TPF[ドセタキセル、シスプラチン(CDDP)、5-フルオロウラシル]レジメン患者群(50例)の5年生存率は64.4%、CDDPレジメン患者群(24例)は36.7%となり、両群間で有意差があった。 ...